北上市議会 > 2007-06-07 >
06月07日-01号

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  1. 北上市議会 2007-06-07
    06月07日-01号


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    平成19年  6月 定例会(第139回)平成19年6月7日(木曜日)議事日程第3号                      平成19年6月7日(木)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 行政報告 第4 現金出納検査等の報告 第5 市長の施政方針 第6 認定第1号 平成18年度岩手県中部地域視聴覚教育協議会会計歳入歳出決算の認定について 第7 議案第49号 平成19年度北上市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分について 第8 議案第50号 平成19年度北上市介護保険特別会計介護サービス事業勘定補正予算(第1号)の専決処分について 第9 議案第51号 平成19年度北上市工業団地事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分について 第10 議案第52号 平成19年度北上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分について 第11 議案第53号 平成19年度北上市宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分について 第12 議案第54号 北上市市税条例の一部を改正する条例 第13 議案第55号 北上市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例 第14 議案第56号 北上市営住宅条例の一部を改正する条例 第15 議案第57号 平成19年度北上市土地取得特別会計予算 第16 議案第58号 平成19年度北上市一般会計補正予算(第1号) 第17 議案第59号 平成19年度北上市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 第18 議案第60号 市道路線の廃止について 第19 議案第61号 市道路線の認定について 第20 議案第62号 市営住宅の明渡し及び滞納家賃等支払請求事件に係る訴えの提起について 第21 請願について---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(30名)      1番  梅木 忍君      2番  佐藤 司君      3番  高橋穏至君      4番  星 敦子君      5番  小原敏道君      6番  高橋光博君      7番  三浦啓一君      8番  及川 誠君      9番  星 俊和君      10番  八重樫七郎君      11番  小原詔雄君      12番  八重樫善勝君      13番  釼吉孝夫君      14番  千葉一夫君      15番  木戸口 平君     16番  高橋初男君      17番  佐藤重雄君      18番  佐藤ケイ子君      19番  福盛田 馨君     20番  千葉孝雄君      21番  小田島龍一君     22番  高橋清悦君      23番  鈴木健二郎君     24番  高橋孝二君      25番  三浦悟郎君      26番  小原健二君      27番  八重樫眞純君     28番  伊藤隆夫君      29番  菅原行徳君      30番  鈴木健策---------------------------------------欠席議員 なし---------------------------------------事務局職員出席者   事務局長   菅原 晃君   議事課長   高橋英晴君   課長補佐兼          高橋隆悦君   議事調査係長 菊池和俊君   総務係長   主任     高橋良枝君---------------------------------------説明のため出席した者   市長     伊藤 彬君   副市長    及川義也君   企画部長   大山孝詞君   財務部長   佐々木 進君   生活環境部長 浅田 格君   保健福祉部長 菅野俊基君   農林部長   菊池隆浩君   商工部長   本田 潔君   建設部長   高橋敬二君   会計管理者  高橋富士夫君   水道部            教育委員会          高橋 強君          小笠原味佐枝君   工務課長           委員長   教育長    高橋一臣君   教育次長   八重樫民徳君   選挙管理          加藤正武君   監査委員   小笠原展男君   委員会委員長   農業委員会          高橋久悦君   総務課長   八重樫憲司君   会長---------------------------------------            午前10時02分 開会・開議 ○議長(鈴木健策君) ただいまの出席議員数は30名であります。定足数に達しておりますので、これより第139回北上市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 議事に先立ちまして、このたび就任されました各任命権者並びに教育長から就任のあいさつのため発言を求められておりますので、この際これを許します。 教育委員長。     (教育委員会委員長 小笠原味佐枝君 登壇) ◎教育委員会委員長小笠原味佐枝君) 去る6月1日の教育委員会臨時会におきまして、教育委員長に選出されました小笠原味佐枝でございます。 大変光栄に存じておりますとともに、重責に身の引き締まる思いでいっぱいでございます。教育問題は、大きな事業を抱えるなど山積しております。微力ではございますが、誠心誠意努力してまいりたいと存じます。何とぞ議員の皆様方の御指導、御支援をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(鈴木健策君) 選挙管理委員長。     (選挙管理委員会委員長 加藤正武君 登壇) ◎選挙管理委員会委員長加藤正武君) 6月1日に開催されました選挙管理委員会におきまして、委員長に選挙され就任いたしました加藤正武でございます。 過般の臨時議会におきまして、私たち4人が選挙管理委員に推挙いただきましたところでありますが、大変光栄に存じておりますとともに、その責任の重大さを感じておるところでございます。選挙が公明かつ適正に行われることを確保し、有権者の信頼にこたえられるよう与えられた職務を務めてまいりますので、よろしく御指導をお願いいたします。 ○議長(鈴木健策君) 代表監査委員。     (監査委員 小笠原展男君 登壇) ◎監査委員小笠原展男君) このたび監査委員に選任になりました小笠原展男でございます。引き続き監査の仕事に努めてまいりたいと思いますので、議員の皆さんの御指導をよろしくお願い申し上げましてあいさつとします。よろしくどうぞお願いいたします。 ○議長(鈴木健策君) 農業委員会長。     (農業委員会会長 高橋久悦君 登壇) ◎農業委員会会長高橋久悦君) このたびの北上市農業委員会の改選によりまして、会長に選任されました高橋久悦でございます。 厳しい農業情勢と山積する課題に責任の重大さを痛感しているところでございます。前期にも引き続き今期も女性農業委員3名を選任いただき、農業、農村に女性の果たす役割は大きく、委員活動の参画に期待しているところでございます。特にも平成19年度から戦後最大の農政改革と言われます品目横断的経営安定対策が導入され、北上市におきましても認定農業者による大規模経営体集落営農組織が誕生してございます。また、現在も組織づくりの実現に向けた話し合いがなされている集落もあり、農業委員活動を通じて関係機関と一体となり、推進を図ってまいりたいと考えているところでございます。農業者が自信を持って農業生産に取り組めるように、各種事業が敏速に対応できる農業委員活動に努めてまいります。 また、消費者ニーズにこたえる安全、安心な農畜産物の生産に取り組むことが農業振興に一層の理解が深まり、自信あふれる生産につながるものと考えております。北上市の農業、農村の発展に向け、関係機関、団体等と連携を図りながら、農業者の声を農政に反映させるため、県に要請活動を進めてまいりたいと思っておりますので、議員各位のこれまで以上の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして就任のあいさつといたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木健策君) 教育長。     (教育長 高橋一臣君 登壇) ◎教育長(高橋一臣君) 去る6月1日付で教育長を再び拝命いたしました高橋一臣でございます。 今国内では、教育に関する議論が盛んに行われております。私といたしましては、職務の重大さを再認識し、気持ちを新たに精いっぱいこの職責を果たしてまいりたいと考えております。今後とも議員各位の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、就任のあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木健策君) 本日の議事は、お手元に配布しております議事日程第3号によって進めます。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は会議規則第80条の規定により、21番小田島龍一議員、22番高橋清悦議員を指名いたします。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 本件に関し、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長。     (議会運営委員長 八重樫眞純君 登壇) ◆議会運営委員長八重樫眞純君) 議会運営委員会の報告をいたします。 去る6月4日に議会運営委員会を開催し、第139回北上市議会定例会の会期日程及び付議案件の取り扱いについて協議をしておりますので、御報告申し上げます。 まず、会期の日程は、本日から6月22日までの16日間といたします。 本日の日程は、行政報告現金出納検査等の報告の後、市長の施政方針演述を行います。その後、認定1件について提案説明、質疑、討論、採決。条例3件について提案説明、質疑、常任委員会付託。当初予算1件について提案説明補正予算2件について提案説明一般議案6件について提案説明、質疑、討論、採決。一般議案2件について提案説明。請願1件、常任委員会付託。 8日から12日までは議案思考のため休会。 13日、14日は一般質問。 15日は一般質問の後、各常任委員会。 16日、17日は週休日のため休会。 18日は各常任委員会。 19日から21日までは審査報告整理のため休会。 22日は本会議を開き、条例3件について常任委員長報告、質疑、討論、採決。当初予算1件について質疑、討論、採決。補正予算2件について質疑、討論、採決。一般議案2件について質疑、討論、採決。追加議案が予定されておりますので、提案説明、質疑、討論、採決。それから、請願について常任委員長報告、質疑、討論、採決ということにしております。 以上のとおり協議しておりますので、日程どおり議事が進行できますよう、議員各位の御協力をお願い申し上げまして報告といたします。 ○議長(鈴木健策君) ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、今期定例会の会期は本日から6月22日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月22日までの16日間と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) 日程第3、行政報告について市長から発言を求められておりますので、これを許します。市長。     (市長 伊藤 彬君 登壇) ◎市長(伊藤彬君) おはようございます。平成18年度の出納閉鎖について御報告申し上げます。 去る5月31日をもちまして、平成18年度の出納閉鎖を行ったところでありますが、各会計の決算見込額がまとまりましたので、その概要を御報告申し上げます。一般会計におきましては、収入総額が312億7,000万円余で、支出総額が309億1,000万円弱となっております。その差額は3億6,000万円余で黒字決算となる見込みでありますが、この中には繰越明許費による繰り越し財源5,700万円弱が含まれておりますので、実質収支では3億円余りとなっております。 また、特別会計のうち老人保健特別会計介護保険特別会計介護サービス事業勘定工業団地事業特別会計下水道事業特別会計及び宅地造成事業特別会計につきましては、それぞれ平成19年度歳入から繰上充用を行っております。その他の特別会計につきましては、それぞれ黒字決算となる見込みであります。 なお、詳細につきましては決算審査の際に御説明申し上げることといたしまして、とりあえず御報告申し上げます。 以上であります。 ○議長(鈴木健策君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(鈴木健策君) これをもって質疑を終結いたします。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) 日程第4、現金出納検査等の報告を行います。 最初に、現金出納検査の結果について書記をして朗読させますが、文書の題名及び検査または監査の結果のみを朗読させます。書記。     (書記朗読) ○議長(鈴木健策君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) これをもって質疑を終結いたします。 次に、第35事業年度(平成18年度)北上地区広域土地開発公社経営状況について、第36事業年度(平成19年度)北上地区広域土地開発公社経営状況について、第20事業年度(平成18年度)財団法人北上自治振興公社経営状況について、第21事業年度(平成19年度)財団法人北上自治振興公社経営状況について、第27事業年度(平成18年度)財団法人和賀福祉等基金経営状況について、第28事業年度(平成19年度)財団法人和賀福祉等基金経営状況について、第13事業年度(平成18年度)財団法人北上体育協会経営状況について、第14事業年度(平成19年度)財団法人北上体育協会経営状況について、第5事業年度(平成18年度)財団法人北上市文化創造の経営状況について、第6事業年度(平成19年度)財団法人北上市文化創造の経営状況について、以上10件が提出されておりますので、書記をして送付書のみを朗読させます。書記。     (書記朗読) ○議長(鈴木健策君) これより第35事業年度(平成18年度)北上地区広域土地開発公社経営状況について外9件の経営状況に対する質疑に入ります。26番小原健二議員。 ◆26番(小原健二君) 基本財産の運用についてお尋ねをしたいと思います。 まず、財団法人北上体育協会の基本財産の運用は、今、北上市広域土地開発公社体育協会以外でも運用されているわけでありますが、この件については議会等でも確認をされていることであります。もう一つの財団法人の和賀町福祉等基金の部分の第27事業年度の報告書の7ページを見ておりますが、和賀町福祉等基金の方は外国銀行債の対応をされているようでありまして、体育協会の1億円の資産運用と和賀町福祉等基金の約1億円の資産運用で大分果実が3倍以上になっているのです。果実は大きければ大きい方がいいのかなとは思うのですけれども、逆に公費が入っている部分でのリスク関係等も含めて、行政的にはどういう指導をされているのかなということを単純にお伺いしたいと思います。 ○議長(鈴木健策君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(菅野俊基君) お答えいたします。 ここに書かれてある日興コーディアル社債投資を和賀町福祉等基金でもって運用しているわけでございます。これのリスクはかなり低いというようなふうに伺っておりまして、運用益もかなり出ているということでございますが、平成19年度の予算を見ていただきたいと思うのですが、若干運用益が前年度予算よりも30万円ほど下がっておるということで、全くリスクがないというわけではないので、徐々に国内のものに切りかえていきたいというようなお話を伺っております。 以上でございます。 ○議長(鈴木健策君) 18番佐藤ケイ子議員。 ◆18番(佐藤ケイ子君) 土地開発公社経営状況のことについてお伺いいたします。 35事業年度、平成18年度の資料を見まして、公社の18ページの長期借入金明細書を見ますと、借入額が最終的には、昨年が106億円だったのが今度は99億円ということで7億円ぐらい減っています。さらに、その前の年は114億円だったと思うので、この資料を見る限りは公社の経営状況は改善されているというふうに単純に解釈していいのかどうかです。 一方では、工業団地会計は大幅な繰上充用をしておりますので、総体、これは同じような性格を持っておりますので、工業団地にかかわったトータルの会計とすれば改善に向かっているのかどうか率直にお願いします。お答えいただきたいと思います。 それから、あとは償還の期間が、平成19年度償還というのが結構あるのですけれども、これの償還をどうするかということ、これはそのまま返すことができるのか、それとも借りかえを行うつもりなのかということです。 あともう一点ですけれども、昨年の6月議会で市長が答弁されているのですけれども、塩漬け土地の解消に向けて国からの財政措置、財政援助を求めていきたい、研究をしていきたいというような答弁をされているのです。この1年間、どういう交渉経過があったのかお知らせいただきたいと思います。 ○議長(鈴木健策君) 財務部長。 ◎財務部長(佐々木進君) それでは、ただいまの御質問にお答えします。 公社の経営状況の報告の18ページで、借り入れ残高が99億4,400万円ということで、当初2期、3期の造成の際の借り入れが160億円近かったので、それから見ますと100億円切ったということで、かなり債務残高は減少してきているのかなというふうに見ております。ただ、この99億円も今後の公社経営健全化の中で毎年度計画的に市の方に取得していただいて縮減を図っていくということで、改善の方に向いているというふうに理解しております。ただ、工団会計の方では今回27億円ぐらいの赤字繰上充用を提案しております。これは、公社の経営健全化計画に基づいて、市が毎年度10億円近い用地取得をしていただいておりますので、その取得したものが、市の方で取得したものが企業に処分できれば、その分の赤字が消えるわけですけれども、企業に処分するまでの間は、その赤字は27億円ということになります。今後は、企業に処分された分はその分減っていくということで、これも改善に向けて市の方が鋭意努力しているというふうに認識しておりますので、改善の方向というふうに考えております。 それから、2点目の平成19年度の償還についての御質問でしたけれども、5年の期間で議会の議決をいただいて金融機関からお借りしております。ちょうど今回は5年の節目ということで、議会の方に債務負担行為の議決をお願いして借りかえをするというふうに考えてございます。 それから、塩漬け土地の改善策について、国の方にいろいろな制度を要望しているということで、市長が積極的に要望しているわけですけれども、これについては具体的な支援策というのはまだ示されてございません。 ○議長(鈴木健策君) 18番佐藤ケイ子議員。 ◆18番(佐藤ケイ子君) それでは、償還の部分で借りかえということになれば、平成19年度はどの程度の差し引きの返済になるのか、平成19年度は長期借り入れが幾らになるように進めるのかということをお伺いします。 ○議長(鈴木健策君) 財務部長。 ◎財務部長(佐々木進君) それでは、お答え申し上げます。 18ページのところに借り入れ年度という、左から3列目のところにあるわけですけれども、ここの年度が平成19年度というふうに記載になっている部分が借りかえになりますので、ちょっと積み上げしておりませんけれども、99億円のうち平成19年度に借りかえする分が半分以上の予定になってございます。 以上です。 ○議長(鈴木健策君) これをもって質疑を終結いたします。 この際、諸般の報告を行います。 事務局長から報告させます。 ◎議会事務局長(菅原晃君) 本年2月23日以降の一般事務につきましては、お手元の一般事務報告のとおりでありますが、その中から主な事項につきまして御報告申し上げます。 最初に、1ページ、3月23日でございますが、3月議会定例会で採択いたしました障害者自立支援法の改善を求める意見書外1件について関係省庁に送付いたしております。 次に、4月5日には、第59回東北市議会議長会定期総会が秋田市において開催され、議長、副議長が出席しております。 次に、2ページをごらんいただきます。4月26日には、東京都赤坂御苑において開催されました春の園遊会に宮内庁長官から招待を受けまして、議長が御夫妻で出席しております。 次に、4ページをごらんください。平成19年度岩手県市議会議長会定期総会が大船渡市において開催され、議長、副議長が出席しております。会議では、会長提出議案としては役員の選任についてなど2件が可決されておりますが、この中で鈴木議長が理事に選任されました。このほか各市提出議案としては、当市から提出いたしました地上デジタル放送の難視聴等解消に向けた支援策についてなど要望項目6件を審議し、いずれも原案どおり可決されておりまして、今後国の関係省庁に対し、実現に向けて運動等を行うこととしております。 以上をもちまして一般事務報告を終わります。 ○議長(鈴木健策君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) これをもって質疑を終結いたします。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) 日程第5、市長の施政方針演述を行います。市長から施政方針について発言を求められておりますので、これを許します。市長。     (市長 伊藤 彬君 登壇) ◎市長(伊藤彬君) 本日、ここに第139回北上市議会定例会の開会に当たり、今後の市政運営の方針並びに平成19年度の主要施策について所信の一端を申し上げ、市民並びに市議会の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 私は、これまでも躍動感のあるまち・環境に優しいまち・住みよいまちを目指し、市民の視点に立った公正でわかりやすい行政、市民参画で知恵を出し合う行政を市政運営の基本に据えて、総合計画に定める各般の施策を積極的に推進してまいりました。 今回の任期は、北上市総合計画の目標年次と同じくする4年間となることから、これまでの施策を検証しながら総合計画の総仕上げに取り組むとともに、次期総合計画の策定にも着手してまいります。 北上市を取り巻く状況につきましては、人口を初め産業が順調に拡大進展してきたこと、団塊世代の大量退職時代の到来を初めとして社会経済情勢が変化してきていること、国・地方を問わず抜本的な行財政構造の改革が急務であることなど、さきの3月議会でも述べてきたところであります。 こうした状況を踏まえながら、「市民と行政、さらには企業を含めた協働の推進」、「多様な企業誘致と雇用・生活環境の整備」、「北上らしさを追求する農業」、「地域で地域みずからを守る体制づくり」を基本に置いて、市政運営に当たってまいりたいと考えております。 以下、総合計画に定めるまちづくりの目標に沿って、本年度における主要な施策の概要について申し上げます。 初めに「美しい環境のまち」の分野について申し上げます。 ここでは、水と緑豊かな北上市の自然を保ち、身近な環境に対する取り組みや、日常の暮らしに欠くことのできない「まちの基盤づくり」、北上のよさを生かした快適な美しいまちを築いていくことを目標としています。 豊かな自然を守りはぐくむ取り組みについては、環境基本計画に基づき、環境施策を積極的に推進するとともに、環境汚染の未然防止に向け環境保全協定の見直し、監視体制の強化等の対策を総合的に講じてまいります。 自然保護では、「身近な自然120カ所」について市のホームページでの内容充実とあわせ、ザゼンソウ、ミズバショウ群生地や蛍の生息地調査を継続し、自然環境の保全に努めてまいります。 安全で安心して暮らすための取り組みでは、市民・関係団体・行政が一体となって交通安全、防犯、暴力団追放などの運動を展開するほか、黒沢尻北地区への交番設置について、岩手県等に引き続き要望を行ってまいります。 また、安全・安心のまちづくりにとって地域のつながりが大事になってきており、自主防災組織の市内全域での組織化や、地域計画の推進を通じて地域のつながりを大切にし、連携が薄れることのないよう行政としての支援のあり方も検討してまいります。 廃棄物対策では、ごみの処理量及び経費が引き続き増加していることから、ごみ減量に向けて専任指導員やごみ減量市民会議の活動を強化するほか、受益と負担のあり方についても検討を進める等「きたかみ型省資源・廃棄物ゼロの循環型社会」の形成を図ってまいります。 また、清掃事業所2号棟煙突については、倒壊等の危険性があることから計画年度を繰り上げて解体工事を行う実施計画の策定を進めてまいります。 快適な暮らしができる環境をつくる取り組みでは、黒沢尻西部地区土地区画整理事業について、平成20年度の事業完了に向け支援していくほか、上江釣子地区の整備については主要な道路網等の計画を含め整備手法の調査検討を行ってまいります。 また、北上市の今後の持続的な発展を見据えた都市構造のあり方等について検討を行うため、検討組織を設置し、その方向性について取りまとめを行ってまいります。 公園緑地の整備では、新たな整備計画のもとに展勝地公園の施設整備に着手していくほか、引き続き江釣子工芸の村公園の施設整備を行い、早期の供用開始に向けて事業の推進を図ってまいります。 美しい景観づくりでは、景観行政団体として平成20年度末までに、景観計画の策定と関連条例の制定を目指し、行政と市民との協働による北上らしい良好な景観づくりを推進するとともに、地域における景観まちづくりに支援を行ってまいります。 暮らしやすい住まいづくりでは、社会的潮流の変化や国の住生活基本計画を踏まえ、北上市の住宅事情における課題に対応するため、住生活基本計画の策定に着手していくほか、卯の木及び柏野住宅団地の分譲を積極的に推進してまいります。 下水道事業では、効率的で質の高い事業の実現に取り組むことがますます重要となっており、下水道経営のあり方を見直し、平成20年度の公営企業会計導入に向けて課題を整理するとともに、使用料の見直しを行い健全経営への取り組みを進めてまいります。 農業集落排水事業では、滑田・藤根地区、下門岡地区、黒岩地区について引き続き管路施設などの整備を進めるとともに経営改善に取り組んでまいります。 上水道事業では、安全でおいしい水を安定的に供給するため、第5次拡張事業による配水池の築造、漏水防止対策として漏水調査や老朽管の計画的更新を進めてまいります。また、水道事業の広域統合に向けた地域水道ビジョンについては、2市1町及び岩手中部広域水道企業団と連携を図り、策定に向け取り組んでまいります。 道路整備では、国道4号の拡幅や主要地方道北上東和線の(仮称)平成橋の架橋など、国道・県道の整備について、国・県に要望してまいります。 市道の幹線及び生活道路の整備では、本年度は新たに、いわさき小学校の通学路の整備、稲瀬地区の上下門岡線の第2期工事、江釣子地区の塚道の上線の既存道路の切りかえを行うほか、老朽化が著しい珊瑚橋の橋脚の耐震補強工事等を重点的に進めてまいります。 また、県立統合新病院へのアクセス道路等については、飯豊赤坂線の平成20年度の完成に向け引き続き整備を進めていくほか、花巻市方面への延伸に向け、都市計画決定の手続を進めてまいります。 交通政策では、コミュニティバスの運行を継続するとともに、県立統合新病院へのアクセスの見直しと利用促進のための検討に取り組んでいくほか、和賀地区における患者輸送バスにかわる新たな公共交通の仕組みについて、地域の方々と具体的な協議を開始し、平成20年からの実現に取り組んでまいります。 情報基盤の整備では、北上ケーブルテレビと和賀有線テレビの合併を目指し、北上市CATV一元化協議会で検討を重ねてまいりましたが、本年度において両社で組織する合併準備組織を立ち上げ、平成20年4月の合併に向けて詳細を詰めていく予定としております。 第2に「彩り豊かな暮らしのまち」の分野について申し上げます。 ここでは、市民が誇りと愛着を感じられるまちを目指し、個人が尊重され、健康に暮らし、互いに助け合う温かな地域社会を築き、学習や文化・スポーツが活発なまちを目標としております。 児童福祉については、一時保育などの特別保育や子育て支援センター事業のほか、新たに産後ママさんサポート事業により安心して子育てできる環境づくりに努めるとともに、認定こども園の設置を検討してまいります。 障害者福祉では、新たに障害者等生活支援事業などに取り組み、障害者が地域で自立して生活できるよう支援し、当市で開催される手をつなぐ育成会岩手県大会などを通じ、障害者と地域の人々との交流が活発になるよう協力してまいります。 高齢者福祉では、今後とも高齢者が住みなれた地域で自立した生活を送ることができるよう各種の施策を継続して実施するほか、地域に密着した介護サービスと介護予防サービスの充実を図ってまいります。 介護保険では、各種サービスのきめ細かな提供に努めるとともに、地域包括支援センターを中心にした介護予防事業の充実に努めてまいります。 国民健康保険及び老人保健では、平成20年度に後期高齢者医療制度が創設されることから、制度の立ち上げに向けた準備を進めてまいります。また、予防医療の推進を目的とした生活習慣病予防のための特定健康診査・特定保健指導の実施計画を策定してまいります。 健康を守る環境づくりでは、「北上市健康づくりプラン・はつらつ北上21」を基本に、各種健康診査及び健康教育の充実を図るほか、がん対策基金を活用した支援事業などにより、市民の健康の保持増進に努めてまいります。 男女共同参画社会の形成では、きたかみ男女共同参画プランに基づき、講座の開催などにより市民への意識啓発を積極的に展開してまいります。 スポーツ振興では、いわて北上マラソン大会の開催、全国規模の大会や大学・社会人のスポーツ合宿の誘致、総合型地域スポーツクラブの設立、だれもが気軽に親しめる生涯スポーツの振興に努めるほか、体育施設の効率的な管理運営を図ってまいります。 安全・安心な学校づくりでは、平成20年のいわさき小学校の開校に向けて建築工事を継続するとともに、屋内体育館、プール等の整備を進めてまいります。 また、学校施設等の効率的で計画的な改修や管理を行うための再生整備計画の策定を進め、施設の良好な維持管理に努めるとともに、学校施設の耐震化推進計画に基づき、着実に補強工事を実施してまいります。 学校教育では、新たに子供たちの国際理解活動を深める「英語活動等国際理解活動推進事業」、基礎学力を定着させる「地域おさらい教室支援事業」、学校不適応の解消を図る「適応支援相談員配置事業」、不登校を未然に防止する「問題を抱える子ども等の自立支援事業」に取り組み、小中学校にそれぞれの指導員や相談員等を配置するほか、公立幼稚園のあり方について教育委員会と連携して検討を進めてまいります。 子供の放課後対策では、新たに「放課後子ども教室推進事業」を3つの小学校区でモデル的に取り組み、関係機関・学校・地域と緊密な連携を図りながら、今後の放課後対策のあり方を検討してまいります。 生涯学習では、生涯学習センターを拠点として交流センターとの連携を図り、移動研修など多様な学習機会を提供し生涯学習活動の充実に努めるほか、「北上っ子読書活動推進プラン」に基づく読書環境の整備や図書館資料の充実を図ってまいります。 芸術文化では、活動の一層の充実を目指し鑑賞型に加えて市民創造型の展開を含めて、市民との協働により検討を進めていくほか、日本現代詩歌文学館がより利用しやすい施設となるよう、施設・設備の整備を進めてまいります。 第3に「優れた価値を創り出すまち」の分野について申し上げます。 ここでは、自立的に成長発展できる産業のまちを目指し、農業や商工業、観光など特色ある産業振興により、すぐれた価値をつくり出し、新たな産業が活発にわき上がる活気のあるまちを目標としております。 農業については、品目横断的経営安定対策では、対象となる認定農業者も順調に増加し、集落営農組織も各地区で組織づくりが進展しており、加入者への指導を初め、次年度以降の加入推進に向けて取り組んでまいります。 農地・水・環境保全向上対策では、市内全域での取り組みとなるよう関係機関・団体と一体となり推進や指導に万全を期してまいります。 また、特産作物であるアスパラガス、里芋などに加え、新たに小菊栽培に取り組む農家に対し助成を行い、安全で安心な品質の高い農産物の生産・販路拡大など、経営の安定と収益性の高い農業の確立に向けて生産者や生産者団体と一体となって取り組んでまいります。 企業誘致では、情報環境の向上を図るなど工業団地のインフラ整備に努め、自動車関連産業、半導体産業などの製造業を初め、あらゆる業種について引き続き積極的な誘致活動を展開してまいります。なお、国は本年5月に「地域産業活性化法」を制定し、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化のための地方公共団体の主体的かつ計画的な取り組みを支援することとしたところであり、当市においても県と連携して基本計画の策定に取り組んでまいります。 インランド・デポ設置では、県及び関係団体と連携した広域的な荷主開拓等の活動を行い、北上通関のさらなる利用実績の拡大に努めてまいります。 商業のにぎわいづくりでは、空き店舗活用起業家支援事業及びお江戸本牧亭出前寄席事業への支援を継続し、商店街の魅力やにぎわい創出による活性化に努めてまいります。また、当市全体のまちづくりの検討にあわせ、まちづくり三法の改正を踏まえて中心市街地活性化基本計画の見直しについて、関係機関・団体の意見を伺い検討してまいります。 観光振興では、みちのく三大桜の名所である北上展勝地、夏油高原地域や温泉、北上・みちのく芸能祭りなどを中心として観光客の誘客を図るほか、平泉の世界遺産登録にあわせて当市が持つすぐれた自然や温泉を初め、歴史的文化的な観光資源を活用し、もてなしの心を広げ一層魅力のある観光地づくりを推進してまいります。 物産振興では、首都圏で開催する北上フェアとあわせ、北上コロッケなどの北上ならではの物産の普及推進と北上ブランドの確立を目指し、取り組みを進めてまいります。 工業振興では、自立創造型企業への転換によるさらなる産業集積を図るため、ものづくりの技術力向上と人材の育成・確保に向けて、基盤技術支援センターでの各種技術セミナーの実施、岩手大学工学部金型技術研究センターと地元企業による技術・製品開発の促進、岩手大学大学院の金型・鋳造工学専攻における高度な産業人材育成、さらには子ども創造塾の継続実施を通じて、一貫したものづくり人材の育成を支援してまいります。 また、市内企業の訪問については、企業動向やニーズをより的確に把握し、スピーディーに施策へ反映させるため、これまで以上にフォローアップ活動を実施してまいります。 雇用対策では、就職面談会、高校生の就職ガイダンスや企業見学会の開催、若年者の就業促進のための「ジョブカフェさくら」を実施するほか、新たに県北、沿岸地区を対象とした求人キャラバン、県内高校進路指導担当者と企業求人担当者との情報交換会を実施してまいります。 また、北上高等職業訓練校及び北上コンピュータアカデミーなどと連携し、3次元ものづくり革新事業を通じて企業ニーズに即した人材の育成を図るとともに、キャリアアップを目指す意欲的な就業者や起業家の支援に努めてまいります。このほか、再就職を希望する企業OBや技術を持った人材の就業についても支援のあり方を検討してまいります。 最後に、当面する行政課題について申し上げます。さきの3月議会でも述べてきた内容と基本的には変わっておりませんが、財源確保の点では、地方交付税が当初の見込みをさらに下回るなど、より一層厳しさが増してきております。こうした状況を踏まえ、北上市行財政構造改革計画における組織・定員・給与の見直し、受益と負担のあり方、事務事業の抜本的な見直し等に着実に取り組んでいかなければなりません。あわせて、選択と集中により効果的な事業を推進するための行政評価システムに、外部評価を導入して透明性と公平性の確保に取り組むなど、将来を見据えた行財政基盤の構築に取り組んでいかなければなりません。 以上、所信の一端を申し述べさせていただきましたが、市民並びに議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げ、私の所信表明を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(鈴木健策君) 休憩いたします。            午前10時57分 休憩---------------------------------------            午前11時07分 再開 ○議長(鈴木健策君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) お諮りいたします。 日程第6、認定第1号から日程第11、議案第53号までの6件については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) 御異議なしと認めます。よって、日程第6、認定第1号から日程第11、議案第53号までの6件については、委員会付託を省略することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) 日程第6、認定第1号平成18年度岩手県中部地域視聴覚教育協議会会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をさせます。書記。     (書記朗読) ○議長(鈴木健策君) 提案理由の説明を求めます。企画部長。     (企画部長 大山孝詞君 登壇) ◎企画部長(大山孝詞君) ただいま上程になりました認定第1号平成18年度岩手県中部地域視聴覚教育協議会会計歳入歳出決算の認定について提案の理由を申し上げます。 当協議会は、視聴覚教育に関する事務を共同で管理、執行してまいりましたが、所期の役割が終わったことから、本年3月31日をもって解散いたしましたので、協議会規約に基づき平成18年度決算について監査委員の監査に付したものであります。監査の結果は、監査結果報告書のとおりですが、平成18年度決算は歳入歳出予算額706万8,224円に対して、収入済額、支出済額とも予算額と同額の706万8,224円であります。 なお、フィルム等の財産は、協議会を構成する市町の負担割合に応じて配分を受けております。 以上、決算の概要を申し上げましたが、よろしく御審議の上、認定賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(鈴木健策君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) これをもって討論を終結いたします。 これより認定第1号平成18年度岩手県中部地域視聴覚教育協議会会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本件は認定することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) 御異議なしと認めます。よって、本件は認定することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) 日程第7、議案第49号平成19年度北上市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分について、日程第8、議案第50号平成19年度北上市介護保険特別会計介護サービス事業勘定補正予算(第1号)の専決処分について、日程第9、議案第51号平成19年度北上市工業団地事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分について、日程第10、議案第52号平成19年度北上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分について、日程第11、議案第53号平成19年度北上市宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分について、以上5件を一括して議題といたします。 書記をして議案の朗読をさせます。書記。     (書記朗読) ○議長(鈴木健策君) 提案理由の説明を求めます。企画部長。     (企画部長 大山孝詞君 登壇) ◎企画部長(大山孝詞君) ただいま上程になりました議案第49号平成19年度北上市老人保健特別会計補正予算(第1号)外4件の専決処分について提案の理由を申し上げます。 今回の補正は、いずれも平成18年度の会計年度の経過後において、歳入が歳出に不足したため、地方自治法施行令第166条の2の規定に基づき、翌年度の歳入を繰り上げてこれに充てることとし、そのために必要な額を編入する補正予算について、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分したもので、同条第3項の規定により承認を求めるものであります。 最初に、議案第49号平成19年度北上市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分について申し上げます。今回の補正は、歳入の支払基金交付金、国庫支出金及び県支出金に係る医療費負担金が満額交付されなかったため補正したものであります。補正の額は、歳入歳出それぞれ1億3,109万3,000円を追加し、予算の総額を59億9,406万5,000円にしたものであります。内容は、歳入の1款支払基金交付金に医療費交付金1,068万1,000円、2款国庫支出金に医療費負担金1億1,641万6,000円、3款県支出金に医療費負担金399万6,000円をそれぞれ追加、歳出の2款諸支出金に22万3,000円を追加し、新たに繰上充用金の科目を設け1億3,087万円を計上したものであります。 次に、議案第50号平成19年度北上市介護保険特別会計介護サービス事業勘定補正予算(第1号)の専決処分について申し上げます。今回の補正は、居宅支援サービス計画費収入が歳出を下回ったため補正したものであります。補正の額は、歳入歳出それぞれ413万6,000円を追加し、予算の総額を3,155万7,000円にしたものであります。内容は、歳入に居宅支援サービス計画費収入413万6,000円を追加し、歳出に新たに繰上充用金の科目を設け、同額を計上したものであります。 次に、議案第51号平成19年度北上市工業団地事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分について申し上げます。今回の補正は、分譲を促進するため工場用地を取得したことにより生じた歳入不足を補うため補正したものであります。補正の額は、歳入歳出それぞれ27億6,162万7,000円を追加し、予算の総額を37億5,810万1,000円にしたものであります。内容は、歳入に土地売払収入27億6,162万7,000円を追加し、歳出に新たに繰上充用金の科目を設け、同額を計上したものであります。 次に、議案第52号平成19年度北上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分について申し上げます。今回の補正は、特定公共下水道費に係る分であり、平成9年度から平成12年度にかけて増設した施設経費について、その後の年度における管理運営収支によって累積赤字分を補てんするため補正したものであります。補正の額は、歳入歳出それぞれ4億823万円を追加し、予算の総額を48億6,084万8,000円にしたものであります。内容は、歳入に特定公共下水道使用料4億823万円を追加し、歳出に新たに繰上充用金の科目を設け、同額を計上したものであります。 次に、議案第53号平成19年度北上市宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分について申し上げます。今回の補正は、卯の木地区及び柏野地区住宅団地の分譲収入が歳出を下回ったため補正したものであります。補正の額は、歳入歳出それぞれ6億7,145万4,000円を追加し、予算の総額を7億2,899万9,000円にしたものであります。内容は、歳入に土地売払収入6億7,145万4,000円を追加し、歳出に新たに繰上充用金の科目を設け、同額を計上したものであります。 以上5件について、よろしく御審議の上、原案のとおり承認を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木健策君) これより質疑に入ります。24番高橋孝二議員。 ◆24番(高橋孝二君) ただいま上程されております5つの議案の専決処分とは直接かかわりがないので議長にお願いしたいのですが、いわゆる訪問介護事業者のコムスンの問題について市長にお尋ねしたい点があります。休憩の中でお尋ねしたいのですが、取り計らいをお願いします。 ○議長(鈴木健策君) ただいまの高橋孝二議員の申し入れでありますが、本事案は市民、特にも介護関係者が大きな関心を持っている事案でもありますので、特別、休憩中において質問することを許します。 なお、当局におきましては、今後の会社対応等もまだ明確化されておらない難しい問題でもありますので、答弁のできる範囲内で答弁をよろしくお願いいたします。 休憩いたします。            午前11時23分 休憩---------------------------------------            午前11時29分 再開 ○議長(鈴木健策君) 再開いたします。 18番佐藤ケイ子議員。 ◆18番(佐藤ケイ子君) 各会計の繰上充用のことについてお伺いをいたします。 ことしの繰上充用は、かなり多いと思って決算をいたしましたが、そうでしょうか。特に多いのが工業団地会計です。そして、今までになく多いのが老人保健会計、それから介護保険のサービスの会計は初めての繰上充用だというふうに思っております。毎年この繰上充用をしているわけですから、前年足りなかった分を補てんしたので、またことしも同じ額、またはそれ以下の額を充用するというのであれば、まだ理解はできるのですけれども、かなり多い額についてはもう少し詳しい説明をいただきたいと思います。例えば老人保健の特別会計のところの提案理由は、支払交付金から交付がされなかった、県、国から交付されなかったという理由ですけれども、なぜ交付されなかったのかということを詳しくお聞きします。 それから、介護保険の介護サービスの事業もそうなのですけれども、なぜ居宅支援サービスの計画費が入らなかったのか、それをお伺いします。 それから、工業団地の会計ですけれども、昨年度は24億円繰上充用していて、ことし27億円ですから3億円以上の不足というのかな、大幅な充用になっているわけです。これについては、問題があるなというふうに私は思っております。先ほどの開発公社の会計と連動もしておりますけれども、市長は先ほどの行政報告の中で、実質トータルして3億円黒字だというふうに報告をされましたけれども、この部分の繰上充用も含めて黒字になっているのかどうか。私は、逆に全体を含めれば黒字とは言えないのではないかというふうに思いますけれども、その点はどうでしょうか。 それから、老人保健と、それから介護保険のサービスの方については、ほとんど今までなかったのに出てきたわけですから、今後は固定化というか、恒常化することのないようにしていただきたいと思うのですけれども、この1年間の動向の中で来年度も繰上充用することのないようにできる見通しがあるかどうかお伺いいたします。 ○議長(鈴木健策君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(菅野俊基君) それでは、お答えいたします。 まず、老人保健会計の方でございますが、なぜ従来どおりの歳入が入ってこなかったのかというような御質問でございますけれども、保険制度の改革がございまして、昨年の3月補正の時点で医療費が下がるだろうということで医療費の予算を削減したところでございますが、実際には入院等が多くて医療費が下がらなかったものですから、その分歳入も見込んでおらなかったものですので、その歳入に不足が生じたものでございます。 それから、介護保険の方でございますが、介護保険の利用者は年々ふえております。それで、いわゆるケアプランの国保連からいただく作成費の収入なわけでございますけれども、それにつきましても年々ふえているものでございます。平成19年度が経過すれば、ある程度横ばいになるのかなというふうには思っておりますけれども、今後安定した会計を運営していくためには、やはり収入を的確に見てやっていかなければならないなというふうに感じておりますので、そのようなことの答弁にさせていただきたいと思います。 ○議長(鈴木健策君) 商工部長。 ◎商工部長(本田潔君) 私の方からは、工業団地会計について申し上げます。 御承知のとおり工業団地の用地は、土地開発公社に先行取得していただいている状況であります。それを市が取得して処分をしていくというふうな方法でありますけれども、この27億円、簡単に言えば赤字のような形なのですけれども、こういうふうに至っているということの1つは、公社の健全化計画というので計画的に公社から市が取得をしているわけです。これはなぜかと。本来であれば、売れる分だけ買って売ればそんなに損はないわけです。ところが、これをやっているというのは、公社から市が取得した際に利子補給をしますと、その利子補給に対して特別交付税が措置されるという制度があるので、有利な方法をとろうではないかということでやっているものでございます。この特別交付税の額は、ちょっと今約3,000万円程度かなというふうに頭の中に入っていますが、そういうものが受けられるということでやってございます。処分に際しては、残っている土地、それからその財政状況を勘案しながら処分単価を出して、その処分単価で売れば一番いいのですが、会社との交渉等の中で、あるいは雇用経済効果をかんがみて処分単価を決定しております。いずれにいたしましても、現在持っている財産をできるだけ早く分譲していきたいというふうに思っております。 以上であります。 ○議長(鈴木健策君) 財務部長。 ◎財務部長(佐々木進君) それでは、私の方から最後に全会計では黒字ではないのではないかという御質問でしたけれども、3億6,000万円の黒字というのは一般会計の黒字でして、特別会計を合わせた連結では黒字ではなくて赤字になります。 ただ、一般会計は、御案内のとおり市税あるいは交付税を持って運営する会計なわけですけれども、特別会計はそれぞれ目的を持って、工団会計の場合は土地売払収入が財源になるわけですし、あと下水道は下水道使用料が財源になるわけですけれども、それぞれ投資した分がまだ全部売れないために赤字ということになります。だから、単純に赤字ではありますけれども、処分する財産、ストック、バランスシート上はバランスがとれているというところも御理解いただきながら、赤字ということで御理解いただければなと思います。 以上です。 ○議長(鈴木健策君) 18番佐藤ケイ子議員。 ◆18番(佐藤ケイ子君) そうすると、全会計トータルすると、結局は差し引きマイナスというのはどの程度の金額のマイナスになるのか。私たちは、いつも北上市の財政は県内でも割といい方だというふうには聞いてはいますけれども、でも大変だろうなと、大変だなというふうに感覚的に思っています。例えば夕張市なんかも第三セクターとか特別会計繰上充用がどんどん膨らんでいって行き詰まったというふうなこともあれば、この繰上充用はかなり慎重になるべきではないかなというふうに思うのです。ですから、一般会計の分の見た目の黒字をつくることがいいのか、それとも一般会計は黒字を残さなくても特別会計に振り分けるというか、振り分けた方がいいのか、どういう判断になるのでしょうか。 ○議長(鈴木健策君) 市長。 ◎市長(伊藤彬君) では、私の方からまず冒頭にお答えしますが、おっしゃる議論、実は大変重要な議論であります。平成20年度の決算から連結決算ということになりますと、今御指摘いただいたような問題をクリアにしておかないと、かなり財政事情として悪い評価を受けるという心配があります。結論からいうと、早く繰上充用しない形をつくらなければいけないということが第1点です。今回の繰上充用は、たまたま予算の組み方の問題で1つはありましたし、それから入るべき金が入ってこなかったというのがあって、これは健全な部分があると思いますが、団地会計のようなものはやっぱり持っているストックを早く処分して借金を返済してしまうという形に持っていかなければいけない、これが最大のねらいでありますから、これからもやはり団地の販売と申しますか、処分については相当力を入れていかなければいけないということがあります。これは、間違いのないところであります。 それから、一般会計をゼロにして、あるいは特別会計の方にその分の補助を出すとか支出をするということも1つのアイデアですが、キャッシュフロー上からいいますと余り変わらないということがあります。ただ、繰上充用がどんどん進んでいきますと、一応立てかえという勘定になりますからキャッシュフローは悪くなる可能性がありますので、これは相当慎重にいかなければいけないということは盛んに議論をしているところであります。 それと、もう一つは一般会計の方はみんな頑張って収入をふやして支出を節約しながら黒字ということですが、ここで繰り越しをしながら、その繰り越しした分を翌年度へ持っていく、あるいは半分は財調、あるいは市債管理基金に積んでおくという財源をキープしておきませんと、翌年度、翌々年度の予算を組むときに全くつらいことになります。そこの兼ね合いを十分に議論しながらやっておりますが、御指摘のように繰上充用を早くなくそうという運動をしているところでありますし、平成20年度の連結決算をしたときにはかなり深刻な経理の状態になることを想定しながら、解消に向けて努力をしていきたいというふうに思っているところであります。 ○議長(鈴木健策君) 27番八重樫眞純議員。 ◆27番(八重樫眞純君) 5件の専決処分があるのですが、先ほどの介護サービスについては3月で大体見通しがついたといいますか、これまで専決処分しなければならなかったのかなと私は思うのです。4件につきましては、ぎりぎりまで頑張った結果、こうだから専決処分をせざるを得なかったということと理解すれば理解ができますが、5月21日も臨時議会があったわけですよね。その際に、なぜ、ぎりぎりまで頑張るから専決処分ということになったのでしょうが、できるだけ、専決処分は好ましくないとされているわけです。臨時会を開くいとまがなかった場合にはやむを得ないというふうにされているわけですが、しゃにむにこの出納閉鎖まで引っ張っていって専決処分をするというやり方は、私は正常ではないのではないかと。既に見通しは、5月21日の臨時議会の時点で既に見通しがたっていたわけですから、本来正規な形での補正予算にすべきではないかと私は思われますが、いかがでしょうか。 ○議長(鈴木健策君) 財務部長。 ◎財務部長(佐々木進君) それでは、お答え申し上げます。 今回の専決処分の理由でありますけれども、事前に把握できて、臨時議会等に提案すべきではなかったのかというお話でありますが、当初の見込みとして5月末、31日の歳入歳出は合うと、赤字にならないというふうな見込みで現課の方では考えていたようですが、実際に5月31日に実際の決算が終了した時点で会計管理者の方から市長に対して、これだけ歳入不足しましたよというのが法に基づいて来るわけですけれども、それに基づいて不足分を翌年度の計画収入から繰上充用するという流れになっております。したがって、ちょっと5月31日までの収入支出の決算の見通しがつけられなかったということがあるかと思いますので、その点はちょっと反省点かなというふうに思います。ただ、翌年には計画費収入ですか、介護支援サービスの計画費収入が翌年、その分が入ってきますから、最終的にはその赤字分は自動的に解消されるという内容でございます。ちょっと納得したかどうかわかりませんけれども。 ○議長(鈴木健策君) 27番八重樫眞純議員。 ◆27番(八重樫眞純君) 先ほど申し上げましたように、専決処分というのはできるだけしないというのが前提なわけです。ですから、例えば宅地分譲、何区画予定したかわかりませんが、一、二区画をまた5月31日まで頑張りましょうということで残しておくなら話はわかるのです、額が額ですから。工業団地、今話が出て1件ぐらい売れるかもしれないということで5月31日まで頑張るというのはわかるのです。これも額が額ですから、ただ単に31日まで延ばして専決処分というやり方は、私は正常なやり方ではないと思うのです、議会のあり方として。ですから、例えば21日に臨時議会があったわけですから、必ずしもあれは21日でなくてもよかったはずですが、少なくとも私は専決処分よりも補正予算という形で議会に諮るべきが本来だというふうに思いますけれども、ただいまの答弁ではちょっと理解しかねますが。 ○議長(鈴木健策君) 財務部長。 ◎財務部長(佐々木進君) それでは、再度御説明申し上げます。 事例として適当かどうかわかりませんけれども、例えば下水道特別会計の場合は使用料収入が5月31日、確定しているのは3月31日なわけですけれども、実際に出納整理期間に納める方もいるわけです。5月31日までにぎりぎり納入した確定をもって赤字繰上充用を確定するということになります。今回の介護保険サービスも入るべきお金は、当然予算上あったわけですけれども、出納整理期間にその分が入ってこなかったという部分で赤字になったということで、法上処理したということで御理解を何とぞ賜りたいと思います。 以上です。 ○議長(鈴木健策君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第49号平成19年度北上市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決定いたしました。 次に、議案第50号平成19年度北上市介護保険特別会計介護サービス事業勘定補正予算(第1号)の専決処分についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決定いたしました。 次に、議案第51号平成19年度北上市工業団地事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決定いたしました。 次に、議案第52号平成19年度北上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決定いたしました。 次に、議案第53号平成19年度北上市宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) 日程第12、議案第54号北上市市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画部長。     (企画部長 大山孝詞君 登壇) ◎企画部長(大山孝詞君) ただいま上程になりました議案第54号北上市市税条例の一部を改正する条例について提案の理由を申し上げます。 本議案は、地方税法等の一部改正に伴い、北上市市税条例の一部を改正しようとするものであります。改正の主な内容でありますが、改正された信託法において、法人課税信託の受託者に対し、信託の財産から生ずる所得を他の所得とは区別して法人税を課することになりましたが、これに伴い法人税の納税義務者として新たに加えられた人格のない社団等や個人について、法人市民税の納税義務者とするなど所要の改正をしようとするものであります。その他、地方税法等の改正に伴う所要の改正をしようとするものであります。 施行期日につきましては、条例案の表1の項の改正部分は信託法の施行の日、表2の項の改正部分は平成20年4月1日、表3の項の改正部分は証券取引法等の一部を改正する法律の施行の日とするものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木健策君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第54号北上市市税条例の一部を改正する条例については、総務常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) 日程第13、議案第55号北上市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画部長。     (企画部長 大山孝詞君 登壇) ◎企画部長(大山孝詞君) ただいま上程になりました議案第55号北上市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例について提案の理由を申し上げます。 今回の改正は、北上市立幼稚園の保育料等の減免の対象者等を市民税所得割額が1万円以下となる世帯とあるものを、市長が定める額以下の世帯に改めるなどのほか、減免の限度額を規則で定めようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木健策君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第55号北上市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例については、教育福祉常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) 日程第14、議案第56号北上市営住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画部長。     (企画部長 大山孝詞君 登壇) ◎企画部長(大山孝詞君) ただいま上程になりました議案第56号北上市営住宅条例の一部を改正する条例について提案の理由を申し上げます。 改正の内容は、蔵屋敷住宅及び横川目住宅が老朽化し、住宅としての使用ができなくなったため、これを廃止しようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木健策君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第56号北上市営住宅条例の一部を改正する条例については、建設常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) お諮りいたします。 日程第15、議案第57号から日程第20、議案第62号までの6件については、会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) 御異議なしと認めます。よって、日程第15、議案第57号から日程第20、議案第62号までの6件については委員会付託を省略することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) 日程第15、議案第57号平成19年度北上市土地取得特別会計予算についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画部長。     (企画部長 大山孝詞君 登壇) ◎企画部長(大山孝詞君) ただいま上程になりました議案第57号平成19年度北上市土地取得特別会計予算について提案の理由を申し上げます。 予算の総額は9,006万4,000円となっております。主な内容は、歳入に公共用地先行取得事業債8,980万円、歳出に土地取得費9,006万4,000円を計上しております。 地方債は、公共用地先行取得事業について、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について定めようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木健策君) 本件に対する質疑は、後日の本会議において行います。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) 日程第16、議案第58号平成19年度北上市一般会計補正予算(第1号)、日程第17、議案第59号平成19年度北上市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、以上2件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画部長。     (企画部長 大山孝詞君 登壇) ◎企画部長(大山孝詞君) ただいま上程になりました議案第58号平成19年度北上市一般会計補正予算(第1号)外1件について提案の理由を申し上げます。 今回の補正は、当初予算が経常的経費及び継続事業を中心とした骨格予算を編成しておりましたので、政策的事業等について補正しようとするものであります。 最初に、議案第58号平成19年度北上市一般会計補正予算(第1号)から申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれ4億4,749万3,000円を追加し、予算の総額を313億249万3,000円にしようとするものであります。 主な内容を歳入から申し上げます。14款国庫支出金に公立学校施設整備費負担金6,140万7,000円、地方道路整備臨時交付金5,471万円、15款県支出金に強い農業づくり交付金1,265万円、18款繰入金に日本現代詩歌文学館基金繰入金2,323万円、21款市債に道路整備事業債1億5,280万円をそれぞれ追加しようとするものであります。 次に、歳出について申し上げます。2款総務費にコミュニティ助成事業費補助金660万円、8款土木費に大堤陸橋ボルト点検補修事業5,649万円、道路新設改良費1億982万9,000円、10款教育費に特に配慮が必要な児童生徒に対する個別指導支援事業699万8,000円、エレベーター等の整備として日本現代詩歌文学館整備事業2,363万円をそれぞれ追加しようとするものであります。 地方債の補正は、道路整備事業外1件について限度額を変更しようとするものであります。 次に、議案第59号平成19年度北上市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれ500万円を追加し、予算の総額を17億6,468万5,000円にしようとするものであります。 補正の内容は、歳入の6款諸収入に受託事業収入500万円、歳出の1款事業費に排水施設設置事業500万円をそれぞれ追加しようとするものであります。 以上2件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木健策君) 本件2件に対する質疑は、後日の本会議において行います。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) 日程第18、議案第60号市道路線の廃止について、日程第19、議案第61号市道路線の認定について、以上2件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画部長。     (企画部長 大山孝詞君 登壇) ◎企画部長(大山孝詞君) ただいま上程になりました議案第60号市道路線の廃止について外1件について提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第60号市道路線の廃止について申し上げます。図-1の市道下川原線ほか3路線は、宿地区基盤整備促進事業により廃止しようとするものであります。 また、図-2の市道2133148号ほか1路線は、(仮称)黒沢尻配水池築造に伴う廃道及び道路整備による終点の変更のため、廃止しようとするものであります。 また、図-3の市道2133158号ほか1路線は、開発行為により廃止しようとするものであります。 次に、議案第61号市道路線の認定について申し上げます。図-1の市道1043156号は、宅地開発により築造された道路施設を市道として管理するため、認定しようとするものであります。 また、図-2の市道1063118号ほか1路線は、議案第60号市道路線の廃止についてで説明いたしました宿地区基盤整備促進事業による起終点の変更のため、認定しようとするものであります。 また、図-3の市道2133311号は、(仮称)黒沢尻配水池築造に伴い整備された道路施設を市道として管理するため、認定しようとするものであります。 また、図-4の市道5013338号は、江釣子工芸の村公園整備に伴い築造された道路施設を市道として管理するため、認定しようとするものであります。 以上2件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木健策君) 本件2件に対する質疑は、後日の本会議において行います。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) 日程第20、議案第62号市営住宅の明渡し及び滞納家賃等支払請求事件に係る訴えの提起についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画部長。     (企画部長 大山孝詞君 登壇) ◎企画部長(大山孝詞君) ただいま上程になりました議案第62号市営住宅の明渡し及び滞納家賃等支払請求事件に係る訴えの提起について提案の理由を申し上げます。 北上市営大堤住宅に入居している者が長期にわたり住宅家賃等を滞納しているほか、部屋の明け渡しを請求しているにもかかわらず、これらに応じないことから、市営住宅の明け渡し及び滞納家賃等の支払いを求めることについて訴えを提起するため、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決を求めるものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木健策君) これより質疑に入ります。23番鈴木健二郎議員。 ◆23番(鈴木健二郎君) 何点か状況についてお聞きをしたいと思います。 提訴に踏み切るということなのですけれども、大変穏やかでなくて残念なわけでありますけれども、まずお聞きしたいのは、この方は居住されているのかどうか、まずこれ第1点。 それから、家賃を滞納しているということなのですが、それから明け渡しの請求に応じないということなのですけれども、応じない理由は何と把握されているのか。 それから、そもそも支払い能力はあるのかどうか、それから就労されているのかどうか、ちょっと細かいのですけれども、お聞きをしたいというふうに思います。 それから、こういう提訴に踏み切るということなのですけれども、ほかにも今後こういうふうな状況が出てこないとも限らないというふうに思うわけですけれども、そういう状況はあるのかどうか、その点についてもお聞きをしたいというふうに思います。 ○議長(鈴木健策君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋敬二君) お答えします。 まず、第1点の質問、住んでいるのかということですけれども、水道の使用等を確認しますと住んでいると思われます。それから、応じない理由ということですけれども、私どもとしては何回か訪問や電話とか不在票を置いて接触しようとしているのですけれども、全然反応なしということで、その理由については単純に払う意思が見えないということでございます。 それから、支払い能力ですけれども、なかなか、今のところ無職なようです。それで、そのほかに裁判で勝訴すれば、それから私財等を調べて強制執行とか、もし支払う財産等があれば、能力があれば給料とかを押さえることになると思います。それから、就労は今のところは無職ということの調査でございます。 それから、今後そういうのあるかということですけれども、いろいろ何人かは大口の方ありますけれども、おのおの面接して少しずつでも払っていただく方は時間かかってもきちっと誓約書、分割の納入の誓約書を出してもらいます。それをきちんと履行していただいている方については提訴ではなくて、家賃の滞納の解消をしていくというふうなことで進めております。 以上です。 ○議長(鈴木健策君) 23番鈴木健二郎議員。 ◆23番(鈴木健二郎君) これまでもいろいろ対応はされてきたと思いますけれども、裁判までやるということはかなり、訴え、訴えるということは大変な状況になっているのではないかと思います。 それで、どういうふうな納め方を考えておられるのか。例えば裁判で勝訴しても、今の状況をお聞きすれば実際支払い能力もない、そういう収入もないとなるとどうなってくるのかということです。その後をどういうふうに考えておられるのか。 それから、調停ということもありますが、その調停の何か応じる、そういう状況があるのかどうかもちょっとお聞きしたいというふうに思います。調停に応じるのか、そういう状況があるのかどうか。 ○議長(鈴木健策君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋敬二君) 今後どういう対応かということですけれども、被告は全然こちらの協議にも応じないものですから裁判するわけですけれども、それで勝訴すると、それでもって今度は明け渡しの強制執行ということになると思います。 以上です。 ○議長(鈴木健策君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(鈴木健策君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第62号市営住宅の明渡し及び滞納家賃等支払請求事件に係る訴えの提起についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) 日程第21、請願についてを議題といたします。 今期定例会において、本日までに請願1件を受理しております。この請願については、会議規則第132条第1項の規定により、お手元に配布しております請願文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(鈴木健策君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。議案思考のため、明8日から12日までの5日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木健策君) 御異議なしと認めます。よって、明8日から12日までの5日間休会することに決定いたしました。 次の本会議は6月13日午前10時に開きます。 本日はこれをもって散会いたします。            午後0時11分 散会...